⾃動⾞業界では、UN-R155国連規則「サイバーセキィリティとサイバーセキュリティ 管理システム(CSMS)」への適合に向け準備が進んでいます。本規則は、2022年7⽉より、EUで新型⾞両への適合が義務付けられます。また、2020年2⽉には、⾃動⾞のサイ バーセキュリティ国際規格としてISO/SAE 21434のFDISが発⾏されています 。ISO/SAE 21434は、R155のCSMSへの適合に役⽴つガイドラインとなっています。
ISO/SAE 21434に準拠することにより、OEMとサプライヤーは、UN-R155規則適合に向けて、推奨プロセスのほとんどを実現できますが、不十分な部分もあります。
本セミナーでは、この不⾜部分についても詳しく解説します。
また、ISO/SAE 21434は機能安全規格ISO 26262との親和性が⾼いため、安全とサイバーセキュリティについてもライフサイクルにわたり解説します。
ISO/SAE 21434について、セクションごとに解説し、UN-R155/R156との関係もカバーしながら、サイバーセキュリティを如何に推進してくかを説明します。
*ISO/SAE 21434は2021年3月10日時点の情報です。
【開催⽇】2021年5⽉18⽇(⽕)10:00 - 17:00
【Web会議アプリ】Microsoft Teams
※社内規定等でMicrosoft Teamsが使用できない場合はお問い合わせください。
【お申し込み⽅法】ページ下の「申込みフォーム」より、必要事項をご記⼊のうえ送信ください。
※お申し込み後⼀週間経ってもテュフ ラインランド ジャパンから申込受領のご連絡がない場合、お⼿数ですが下記お問い合わせ先までご連絡ください。
【参加費】お⼀⼈様 30,000円(消費税別)
開催⽇2週間前より請求書(PDFまたは郵送)を発送いたします。それ以降のキャンセルは原則として全額申し受けます。
開催日約1週間前に受講確認と合わせて、テキスト(PDF)をメールでお送りします。
【プログラム詳細】
▪ 自動車のサイバーセキィリティの概要
▪ ISO/SAE 21434 の解説
第5節 サイバーセキィリティ管理の概要
第6節 プロジェクト固有のサイバーセキィリティ管理
第7節 継続的なサイバーセキュリティ活動
第8節 リスク評価手法
第9節 コンセトフェーズ
第10節 製品開発
第11節 サイバーセキュリティの妥当性確認
第12節 生産
第13節 運用と保守
第14節 廃棄
第15節 分散サイバーセキュリティ活動
▪ ISO/SAE 21434とUN-R155の関係と不足エリア
▪ UN-R155 車両型式認証とCSMS認証
【受講対象】UN-R155 車両型式認証とCSMS認証このような⽅におすすめのセミナーです
▪ ⾃動⾞のサイバーセキュリティに関わる技術者
▪ 国連規則R155/R156の認証業務の担当者
▪ ISO/SAE 21434準拠を推進する担当者
▪ サイバーセキュリティの社内標準や⼿順書の作成者
▪ サイバ―セキュリティの企画/QA/評価・試験などの担当者
▪ PSIRTの担当者
※同業他社様のご参加はご遠慮願います。
【講師】
本多 克三
テュフ ラインランド ジャパン株式会社 モビリティ事業部 車両安全、自律運転とコネクテッドカー シニアエキスパート
⾞両の安全、⾃動運転、コネクテッドのエキスパートとして、数々の⾃動⾞メーカー やシステムメーカーなどで適合活動に携わる。⾼度⾃動運転につながる技術⽀援や監査だけでなく、⾃動運転に関わる国連規則(UNECE)の豊富な知識と経験を活⽤した実務的な適合⽀援、監査、アセスメントを専⾨としている。
永島 秀⽂
テュフ ラインランド ジャパン株式会社 モビリティ事業部 車両安全、自律運転とコネクテッドカー シニアスペシャリスト
⻑らく製造業へのコンサルティング・サービスに従事。機能安全のコンサルタント経験をもとに開発プロジェクトの成功に向けたソリューション提供を⾏う。機能安全トレーニン グからプロセス構築、監査、アセスメントまでをこなす。