パーム油は、食品、化粧品、日用品などからバイオマス燃料にいたるまで、私たちの生活に深く関わっています。生活を便利にする一方で、パーム油の生産には、環境破壊、野生動物・生物への影響、また労働者の人権など、様々な問題が存在しています。これらの問題の解決に取り組み、持続可能なパーム油の生産、流通を増やすためのひとつの手段として、現在世界では多くの企業がRSPO(Roundtable on Sustainable Palm Oil)認証を取得しています。
日本でも東京2020オリンピックに引き続き、EXPO 2025 大阪・関西万博の調達コードでも、持続可能性に配慮したパーム油の調達基準が設定され、RSPO認証を受けたパーム油の使用が推進されており、本認証はこれまで以上に注目度を増しています。本認証を取得することは、企業活動を通して持続可能な社会に貢献し、より企業価値を高めるひとつの手段になり得ます。
本セミナーでは、RSPO認証が求められる背景、世界と日本の業界の動向から、認証取得のメリット、認証(*)取得までの流れを解説します。1時間で認証取得までの工程をイメージすることができます。
(*)日本で取得が多いサプライチェーン(SCC)認証をメインに解説
※本セミナーは、2025年4月23日開催のオンラインセミナーを録画したものです。