ISO 21448 - 意図した機能の安全性への規格適合
ISO 21448 SOTIF対応の機能安全エンジニアセミナー10月18日開催
【お申し込み受付は終了しました】
自動運転に関わる技術は日々進化し、法規制も追随する動きが見られます。車両ライフサイクルにおいては、ISO 26262の機能安全規格が定着していますが、ISO 26262では複雑化する自動運転技術の安全性確保に十分対応できないという課題も見えてきました。そのような中、さらなる安全性確保を目指し、ISO 21448規格が2022年6月に発行されました。
ISO 21448では、「機能的不十分性の結果として生じる危険なふるまいによるリスク」に対処することを求めています。この規格に準拠することで、ISO 26262を補完することが可能になります。例えば、機械学習を利用する機能やシステム、またはアルゴリズムを適用することで、潜在的な危険事象による不合理なリスクが存在しないことが検証できるようになります。
本セミナーでは、ISO 21448の設計・開発に関する要求事項や、機能安全の実装に関しての理解向上を目的とし、ISO 21448で定義されているSOTIF (Safety Of The Intended Functionality) の概要から、具体的なリスクの検証や評価について説明します。すぐに実務に役立てるような内容になっていますので、ぜひご参加ください。
<セミナーの内容>
• ISO 21448のSOTIF概要
• 仕様と設計
• ハザードの識別と評価
• 潜在的な機能的不十分性とトリガー条件の識別と評価
• SOTIF関連のリスクに対処する機能的変更
• 検証および妥当性確認戦略の定義
• 既知のシナリオ評価
• 未知のシナリオ評価
• SOTIFの達成の評価
• 運用フェーズの活動
• STAMP/STPA の適用 附則 B
• SOTIFの検証及び妥当性確認のガイドライン附則C
• SOTIF特定の側面 附則D
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◇ お役立ちポイント ◇
● SOTIFに対応において、仕様と設計、検証、妥当性確認、運用のフェーズでの「ハザードの除去やリスクの低減を実施するためのヒント」を解説
● 潜在的なハザードを引き起こすトリガー条件に含まれる、予測可能な誤使用について解説
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◆受講対象者◆
機能安全に関わるエンジニア
機能安全に関わる品質管理、検証・実験担当者
機能安全のリーダーや管理者
先進技術(自動運転関連)の開発者、設計者
自動車の安全に興味のある方およびステークホルダー
講師
本多 克三
テュフ ラインランド ジャパン株式会社
モビリティ事業部 車両安全、自律運転とコネクテッドカー シニア・エキスパート
ISO 26262に準拠した自動車の機能安全およびサイバーセキュリティのエキスパートとして、数々の自動車メーカー、部品メーカーで機能安全の適合活動に携わる。現在は、豊富な経験を生かし、次世代の自動車技術につながるISO 26262、ISO21448(SOTIF)およびISO/SAE 21434の講師の他に適合支援やアセスメントなどを専門としている。
開催日時
2023年 10月18日(水)9:30 – 17:00
オンライン Microsoft Teams 開催
受講料
77,000円(消費税込み)PDFテキスト代含む
<お支払いについて>
開催日2週間前を目処に、お申込みフォームにご記入いただいた宛先に請求書をPDFでお送りします。
原本の発送はございませんので、ご希望の方はお申し出ください。
注)セミナー開催2週間前以降のキャンセルは、参加費の全額をお支払いいただきます。
お申し込み締切 2023年9月29日 (金)
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◆オンライン開催にあたって
- Web会議アプリMicrosoft Teams を使用して実施予定です。
- テキストは電子ファイルにて開催の1週間前よりダウンロード開始を予定しております。
◆お申し込み方法
ページ下の「申込みフォーム」より、必要事項をご記入のうえ送信ください。
※フォームが正常に送信できない場合や、送信後1週間以内にお申し込み確認メールが届かない場合は、お手数ですが下記までご連絡ください。
お問い合わせ
テュフ ラインランド ジャパン株式会社
モビリティ事業部 営業 柏木 貴志 TEL: 045-470-3469