ISO 21448 - 意図した機能の安全への規格適合
ISO 21448 SOTIF対応の機能安全エンジニアセミナー8月26日開催
自動運転に関わる技術は劇的に進化し、法規制が追随する動きが見られます。すでに、ISO 26262の機能安全規格が定着していますが、ISO 26262では複雑化する自動運転技術の安全性確保に十分対応できない、という課題も見えてきました。そのような中、さらなる安全性確保を目指し、ISO/DIS 21448規格が2021年1月に発行されました。
ISO 21448では、「本来機能からの逸脱が引き起こすE/Eシステムの欠陥」に対処することを求めています。この規格に準拠することで、ISO 26262を補完することが可能になります。例えば、機械学習を利用する機能やシステム、またはアルゴリズムを適用することで、潜在的な危険事象による不合理なリスクが存在しないことが検証できるようになります。
本セミナーでは、ISO 21448の設計・開発に関する要求事項や、機能安全の実装に関しての理解向上を目的とし、ISO/DIS 21448で定義されているSOTIF (Safety Of The Intended Functionality) の概要から、具体的なリスクの検証や評価について説明します。すぐに実務に役立てるような構成内容になっていますので、ぜひご参加ください。
<セミナーの内容>
- ISO/DIS 21448のSOTIF概要
- 仕様と設計(設計上の留意点など)
- ハザードの識別と評価
- 潜在的な機能の識別と評価
- SOTIF関連のリスクに対応した機能修正
- 検証
- 既知の危険シナリオ(エリア2と3)
- SOTIFリリースと運用(手順、活動内容)
- SOTIF固有の側面 附則D
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◇ お役立ちポイント ◇
● SOTIFに対応において、仕様と設計、検証、妥当性確認、運用のフェーズでの「ハザードの除去やリスクの低減を実施するためのヒント」を解説
● 潜在的なハザードを引き起こすトリガー条件に含まれる、予測可能な誤使用について解説
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◆開催日時◆ 2021年8月26日(木)10:00 – 17:00
◆オンライン開催◆ Microsoft Teams(予定)
◆受講料◆ 77,000円(消費税込み)*PDFテキスト代含む
注: セミナー開催2週間前以降のキャンセルは、参加費の全額をお支払いいただきます。
◆受講対象者◆
- 機能安全に関わるエンジニア
- 機能安全に関わる品質管理、検証・実験担当者
- 機能安全のリーダーや管理者
- 先進技術(自動運転関連)の開発者、設計者
- 自動車の安全に興味のある方およびステークホルダー
◆お申し込み方法◆
ページ下の「申込みフォーム」より、必要事項をご記入のうえ送信ください。
※フォームが正常に送信できない場合や、送信後1週間以内にお申し込み確認メールが届かない場合はお手数ですが下記お問い合わせ先までご連絡ください。
◆お申し込み締め切り◆ 8月6日(金)
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お問い合わせ
テュフ ラインランド ジャパン株式会社
モビリティ事業部 営業
柏木 貴志
TEL: 045-470-3469